法テラスを介した弁護士との初回面談は、債務解決の第一歩です。この重要な段階で何を準備し、どのようなポイントに注意すべきかを簡潔にご案内します。
債権者一覧や必要書類の提出についてのポイントを押さえ、面談をスムーズに進めるためのヒントをまとめました。
弁護士との1回目の面談の内容と注意すべきポイント
「日本司法支援センター」(法テラス)においての面接や書類での審査が行なわれると「日本司法支援センター」(法テラス)による指定の弁護士等が紹介されます。
この紹介された弁護士は、あなたのお住いの地域の法テラスに登録されている弁護士が紹介されます。そして弁護士との面接の日時が指定されます。問題がなければ指定された日時に弁護士との面談を指定された弁護士の事務所で行ないます。
弁護士等との面談においての資料は、先に法テラスに提出した事件詳細の資料が弁護士等の方に回ってきおり、その資料に基づいて面談が行なわれます。当然のことながら資料についてのより詳しい面談が行なわれ、家族構成や債務の状況、家計の収支状況などに関して聞き取り調査が行なわれます。
そして正式に弁護士の受任が決定すれば、クレジットカード等を所持していれば、早急に弁護士等の方へ提出する事になります。
また銀行口座の預金通帳のコピー等も用意してほしいとの連絡があり提出する事になります。(事前に連絡があります)
債権者の一覧表も早急に作成して提出します。その他にも家財道具一覧表など別途書類の提出が必要です。
特に債権者一覧表とクレジットカードは次回の面談の前に弁護士に提出することになります。弁護士は出来るだけ早く債務の返済をストップするために、債権者に自己破産の申し立ての旨を通知する必要があるからです。
逆に言えばこの時点であなたの債務は一旦停止することになります!そして次回(1ヵ月後くらい)は資料に基づいて、更に詳しい面談が行なわれます。